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魔のWindows 10無料アップグレード期間
(岩崎純一 at 05/28 10:15)
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リンク画像カメラ 現在のところ、8台のWindows 7マシンをWindows 10にアップグレードし終えた(自分のパソコンの1台を含む)。2016年7月28日に無料アップグレード期間が終了するのに伴い、本業システムエンジニアではない臨時システムエンジニアたる私に駆け込みアップグレード依頼が来ているためだ。2014年4月のWindows XPのサポート終了の時以来の私の「テクノ鬱」、「テクノ神経症」期間に、今こそ突入だ。

 と言いながら、実はアップグレードを勝手に依頼されたのではなく、いつもの私のご親切な真心が「発症」し、「もうすぐWindows 10の無料アップグレード期間というものが終わりますが、どうしますか?」と私のほうから尋ね、「知りませんでした!! じゃあ、お願いします」ということになったわけだ。

 ただし今回は、Windows 7以降のMicrosoft OSを搭載したパソコンの画面右下に、魔のWindows 10アップグレード推奨画面が現れ、次に「今すぐアップグレードしますか? それとも今夜アップグレードしますか?」という二者択一の強要画面が現れ、しまいには勝手にアップグレードが始まることになったから、気づかないユーザーはいないはずではないか。

 という点を私は逆手に取り、今回担当しているパソコンの多くについて、魔のWindows 10アップグレードが勝手に開始されないように(使用者から私に逐一問い合わせが来ることで双方が疲れないように)設定していた。その上で、自分の予定帳に無料期間の終了日を書いておき、そろそろ声をかけるべき時だと見計らって声をかけたわけである。多くのパソコンを担当している人は、この手法を使ってみると便利だと思う。

 確かに、最近言われているように、Microsoftの手法は「アップグレードの強要」に近いし、以前のように独禁法への抵触問題もまた浮上しそうなものだが、回避手段が一つでもある以上、完全な強要とは言えないことになる。無論、Microsoftはギリギリのところを狙っているとは思う。

 ただし厳密には、「勝手にWindows 10になる」ことは、今までもなかったし、今でもない。全てのケースで、「どこかで自分でWindows 10にしてしまっている」というのが現実であり、皮肉なのだ。そこにあるのは、あくまでも「強要と感じられても無理はない」という我々人間の感情のみであって、感情を取り除き冷静になって観察したところの技術的な面では、「強要だ」と断言することは今でも難しい。

 さて、今回もまず、リカバリディスク、システム修復ディスク、回復ドライブ、システムイメージ、外付けHDDのデータなどを作成・保存してから、アップグレード。メーカーが富士通、NEC、HP、DELLなど色々なので、それぞれの違いが分かって面白いのだが、相変わらずアップグレード担当者が知識を得たり、人のパソコンの中身を見てしまうだけで、それ以上でも以下でもない作業である。

 ただし、今の社会状況から考えるに、担当者が犯罪者だったらこの人たちはどうするのだろう、とは思う。いつもこういう時に私が感じるのは、作業の面倒さよりも、むしろ人間の犯罪心理や、利便性への終わりなき欲求、業(ごう)の深さ、不安感の成り立ちや人間どうしの信頼の仕組みの不思議さなどである。そもそも、哲学出身の私としては、アップグレード中はそれくらいしか考えることがない。というよりも、最初からそういう問題意識のある人間だから頼まれているのだと、そうありがたく思って、人のために作業する次第である。

 さて、以前に個人データの外付けHDDへの保存方法を教えてから使用者がその通りにしてくれている場合や、システム関連ディスクやソフトのインストールディスクをきちんと保存してくれている場合、インストールソフトが少ない場合などは、あえてシステムイメージを作成しないなど、使用者の使用状況によって作成するものを変えると、使用者の財布も自分の労力・時間も浪費しなくてすむわけである。

 ただし、パソコン以外のどこにもデータを保存していない場合や、パソコンのことを色々と説明しているうちに使用者が疲れ
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