2014年04月25日

Ubuntu 14.04 LTS リリース

Ubuntu_12.04.png Windows XP問題が話題となった4月ももうすぐ終わろうとしているが、そんなXP騒動を横目に、Linux界ではUbuntu 14.04 LTS(開発コードネーム”Trusty Tahr”)がリリースされた。

 私が使用しているのは12.04 LTS(開発コードネーム”Precise Pangolin”)で、2017年までのサポートとなっているものの、もちろん14.04 LTSにアップデートすることも可能ではある。

http://www.ubuntu.com/download/desktop
http://releases.ubuntu.com/14.04/

 しかし、Linuxディストロのリリース直後のインストールは、ある種の「人柱」のようなものだと揶揄されるくらいだし、まずは英語圏・欧米圏の開発者やハードユーザーの新LTSの利用状況とバグの洗い出しの状況を見極めてから、数ヶ月後から一年後くらいにインストールするのがよいと思う。
(Ubuntuの新LTSのリリースに伴い、Kubuntu、Lubuntu、Xubuntu、Ubuntu Studioなどの派生ディストリビューションの新LTSも直後にリリースされる。)

 個人的には、さくらインターネット(サーバー)及び同社が支援しているDebian Projectに一応微々たる金銭的援助をしていることになるので、Debianから袂を分かったUbuntuを無料で追っているのも変な気分だな、とは思うが、民主的・職人集団的なDebianと企業的・トップダウン的なUbuntuとの違いというのは、見ていて面白いと思っている。

 それはともかく、14.04 LTSの「最低限の」要求スペックは以下の通り。でも、文字通り「最低限」で、本当は快適に動かすためには、もうワンランク(いや、ツーランク)上が必要だったりする。

Pentium 4 1GHz
512MB RAM
5GB ストレージ

 今Ubuntuを入れている自分のマシンのスペックは以下の通り。今後もカーネルの規模がこの調子で安定している限り、余裕があると思っている。

Core2 Duo T8100 2.1GHz×2
2.0GB RAM
ストレージは80GBくらいは確保しているので余裕

 Ubuntu Oneが無くなるとのことだが、オンラインストレージは、自分用の有料スペースが何十GBかあるし、相変わらず(Windowsユーザーとのファイル共有がしやすくなければ意味がないという意味でも)OneDriveで十分だし(Dropboxでさえ自分には不要だと感じるし)、おまけに個人情報から企業の機密情報まで何でもオンラインストレージに上げてしまう風潮に抵抗がある体質も相変わらずなので、Ubuntu Oneが無くなったところで全く不便を感じないのが現状である。

 これは以前の記事(以下にリンク)に書いた「PRISM計画」とも関連する。日本のユーザーが上げたオンラインストレージ上のファイルの中身(特に、削除されていないプロパティ・ヘッダー情報など)も、NSAやCIAなどによって読み取られているようである。特に、海外の無料サーバーに上げたデータは、なおさらそうだ。(そもそも、日本のユーザーが無料でデータを上げているサーバーは、多くが海外サーバーだ。)

 そういうわけで、私は基本的には、オンラインストレージと言えば、国内の有料サーバーを利用している。杞憂と言えばそうかもしれないし、特に犯罪に使われるとは限らないにせよ、かなり抵抗があるので避けている。(備えあれば憂いなし!!)

「PRISM計画」について書いた記事
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/83596445.html


 そういえば最近、JR東日本が日立などに乗客のSuica乗降履歴を売ったという報道がなされたが(期限内に決められた手続きをすれば、その人の情報は売らない「とされていた」)、表に出るような話は、まだ序の口なのだと思う。個人情報なんて、国内の有名企業によってさえ無断で売買されていると思っておいてちょうど良いくらいだと思う。

 話が脱線したが、ともかく、機能的には今と大差はなさそうだが、Ubuntu 14.04 LTSのLinux カーネルバージョンは3.13なので、いずれアップデートすればこの点での恩恵が受けられるかな、といったところだ。


【画像出典】

Ubuntu(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ubuntu
【非認証UNIX系OS(BSD、Linux、Minixなど)の最新記事】
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