2016年03月19日

Windows 10 時代における大規模個人サイトの運営

p-ij-cms.png Windows10が世に出ておよそ一年。このサイトも、プログラムソースレベルでやや変更すべき点が出ているが、比較的軽微な変更で済みそうだ。とは言っても、「個人サイト vs Windows 10 時代・格安スマホ時代」の行方は、未知数ではある。

 これからの数年で注目すべきは、新ブラウザMicrosoft Edgeへの従来のサイトの対応だが、このブラウザは、余計な機能が色々と付いたのみで、表示・描画能力がそれほど向上したブラウザではない気がしている。

「岩崎純一のウェブサイト」を稼動させている私の自作システムは、「岩崎純一CMS」と名づけている。最近、「メールフォーム」と「ご協力者編集用CMS」をより拡充した。
(メールフォームはどなたでもお使いいただけます。)

 私は、死ぬまでこのサイトの運営を続けるつもりだから、今後もどんなスマホの流行よりも圧倒的に長いスパンでのIT時代の栄枯盛衰を見ることになる。というより、すでにそうなっているし、このサイトを始めた頃は、誰もスマホなんて持っておらず、ケータイばかりだった。

 先に「vs」などと偉そうに書いたものの、私独自のウェブ管理システムとOSとの比較なので、レベルが違いすぎるし、並列的な比較というわけではない。しかし、個人サイトにしては大規模なサイトの記述、管理、更新の全てを一手に担っている私としては、時代と共にこの三要素を追究する楽しみはあるというものだ。残るは、サーバーの構築・管理をするかどうかだが、これには手を出す予定は今のところない。これは、電力の自由化との兼ね合いで見ていくつもりだ。

 既存の無料または安価なCMSに手を出せば、誰でも個人サイトを持てるようなこの時代に、一からタグを書いている私のような好事家もどうかと思うが、如何せん、扱っている膨大な分野の集約こそが私のサイトのメインテーマなので、いっそのこと自分で自分の管理環境を造ってしまったというわけなのである。

 それにしても今は、前述の四要素(サーバー構築、ウェブ記述、ウェブ管理、ウェブ更新)は完全に分業体制の世となっている。

 例えば、図書館のOPAC・データベース管理システムで言えば、ウェブ記述者はプログラマーやウェブデザイナー、管理者はデータベースシステムの大枠に詳しいシステム管理者、更新者は末端の司書(もはや紙の本よりもパソコンを触る時間の方が多く、「こんなはずじゃなかったと」と鬱病やテクノ恐怖症になる)だったりする。サーバー・データベース管理システム(DBMS)の総元締めは普通の大手の株式会社だったりするし、国立大学法人の附属図書館のシステムを企業支部から平気で遠隔操作している。そして、その企業も、セキュリティだけは別のIT企業のソフトを借りている。どこかがコケると、皆自分の専門分野以外は分からないので、全体がコケることになる。

 サイバー攻撃を受けた日本年金機構や官公庁、自治体のコケ方も、全部このパターンだと思うし、日本人の脇の甘さが色々と気になる今日この頃なのであった。日本人の気質が日本人である限り、善悪は別にして、日本国がCIA、NSB、DARPAのような組織を持ち運用できる時代の到来は絶対にないのだろう。