2015年01月30日

OS・ブラウザの世界分布から見る中東問題・帝国植民地主義・日本のサイバーテロ対策

 今回の日本人の人質二名(後藤健二氏と湯川遥菜氏)の拘束をはじめ、数々の人質の拘束・殺害において、反西洋であるはずのISIS(イスラム国)は、現代西洋文明の恩恵であるパソコンかスマホからYouTubeに動画をアップロードするという行動に出ているわけだが、そういった「恩恵」、昨今のIT・ユビキタスネットワークの枠組みが、西欧列強の帝国植民地主義による中東分割やアフリカ分割、南米分割にまでさかのぼれる興味深さを見てみたい。


※ 以下は、2008年〜2014年の世界のパソコンやスマートフォン、タブレットのOS・ブラウザ普及率を示した地図やグラフ

●StatCounter
http://gs.statcounter.com/
(色々なブラウザ普及率地図のうち、このサイトが最も正確だと思われるので、挙げておく。)


◆国ごとのOS・ブラウザのシェア分布は、その時点での言語(公用語)の分布に追随する

 私のサイトやブログへのアクセスは、9割がもちろん日本からのアクセスで(多くがスマートフォン)、パソコンからのアクセスの9割はWindowsとInternet Explorer(以下IE)による通常のアクセスであり、残る外国からのアクセス(ほとんどが不正攻撃・マルウェアアタック)はほとんどが中国・韓国などのアジアか欧米からのアクセスだ。

 しかし時々、中東・アフリカ・南米・東南アジアからの通常のアクセスや怪しいアクセスもあり、それらを分析したり、先の世界地図やグラフを眺めたりするにつけ、面白いことを感じている。

 例えば、ここ十年間にIEが国内のパソコンのブラウザのシェア一位であることが統計的に発表されたことがある国は(というより、統計がとれるくらい都市部の治安が比較的安定している国は)、日本・中国・韓国・アメリカ・イギリス・オランダ・オーストラリアくらいで、これらの国々は同時にOSからしてMicrosoft Windows「帝国」である。このうち、現在は日本・韓国・アメリカだけがIE専制帝国として残り、それ以外の国々はGoogle Chrome帝国の一員となった。

201412-browsers.png もっとも、2014年現在は、世界のほとんどの国でGoogle Chromeがパソコンブラウザのトップシェアを占めている。これは、OSが何であれ、同じことである。(右図は2014年12月時点のブラウザ分布地図)

 スマートフォンに関しては、必ずしもパソコンのOS・ブラウザの分布に対応していないが、それでもある一定の傾向というものが見出せる。

 OSやブラウザ(およびそのGUI・グラフィカルユーザーインターフェースやキーボード配置)というものは、その国・民族の公用語たる自然言語の文字体系と最も普及しているプログラミング言語体系を高い視認性・操作性のもとで一般国民が扱えなければ意味がない。

(健全な国民生活は元より、クラッキングとしての使い方においても、例えば、イスラム過激派のパソコンやスマホがアラビア語にとって都合よくできていなければ、効率よくテロを起こすこともできないし、テロリストの目や手が疲れるだけである。)

 しかも、中東・アフリカ・南米などでは、現地の民族語・部族語が帝国植民地主義時代に宗主国本国の公用語に取って代わられるなどして、現在では旧宗主国の公用語が公用語として国民に普及している国がほとんどである。

201212-browsers.png 当然ながら、帝国植民地主義の終焉以降、現在のようなグローバルGoogle Chrome帝国が形成されるまでの時期に、かつての被侵略国・植民地のOS・ブラウザのシェアが、かつての侵略国・宗主国のOS・ブラウザのシェアに近似する歴史を辿っていることは、想像に難くない。(右図は2012年12月時点のブラウザ分布地図)

 この統計地図からも分かるように、すでに植民地は宗主国の手を離れ、独立国としてのIT戦略を考える立場を得たはずにもかかわらず、新しいOS・ブラウザが発表されるたびに、かつての宗主国と植民地とがそろって同じOS・ブラウザに乗り換え、別の宗主国文明圏に対して異なるシェアを獲得しているということは、ある意味では、今でも旧植民地は間接的に、宗主国の言語侵略策が形を変えた、穏健なサイバー植民地策のもとに近代化・ユビキタス社会化を模索せざるを得ないことを示している。

 良くとらえれば、今の世界的なIT・情報戦争の波の中で生き残るために、とりあえず旧宗主国の公用語に自国のITシステムをマッチさせることは重要なことだと言えそうだ。


◆イギリス・オランダとその旧植民地
「Microsoft帝国(国民だけでなく、政府自体がMicrosoft至上主義) → 現在、ブラウザだけGoogle帝国」

 日本の「IT友達」であるWindows & IE帝国のイギリス・オランダから見てみる。

 イギリス・オランダ政府とMicrosoftとの関係は、蜜月と言ってもよい。以下のブログ記事にも書いたが、昨年のWindows XPのサポート切れの際、サポート延長のためにMicrosoftに金を出すと真っ先に宣言したのがイギリス政府とオランダ政府だったのは記憶に新しい。Unix系OS・Firefoxが普及しているフランス・ドイツではそんなことはなかった。

●どうとらえてよいのかよく分からないXP関連のサポート延長情報
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/92810587.html

 大英帝国の版図をほぼ継承するイギリス連邦の構成国を上のStatCounterの各時期の地図で見てみると、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、ザンビア、ガイアナなど、ほぼ全てでIEがトップシェアを占めたのちにGoogle帝国に移行していることが分かる。また、英連邦を離脱したがイギリスの植民支配を受けたミャンマーなども、一時的にIEがトップシェアを占めている。

 かつての帝国植民地とブラウザの普及率の高い一致率を見るにつけ、こんなところに現代の大英帝国があったのだと気づかされる。OSだけなら、いまだにWindows帝国である。事情が違うのは、人口爆発の多民族国家インドくらいのようである。

 オランダが植民支配していた南アフリカ(ケープ植民地)、ギアナ、アンティルなども、実に綺麗にIE帝国の飛び地となってきたことが分かる。今の情報戦争社会においても、とりあえずはオランダ語方言であるアフリカーンス語が通じる旧宗主国オランダのWindowsとIEを中心とするITネットワークに追随せざるを得なかったからだと思われる。

 ちなみに、オランダはヨーロッパ最強の野球チームを持つが、選手のほとんどは旧植民地の出身である。監督が選手たちに、「俺たち本国だけIE、お前らは別のブラウザで見てくれ」などと言うわけにはいかないのである。

 南アフリカ連邦一帯がWindows & IE帝国になっている現状は、当然オランダ・イギリス白人によるアパルトヘイトの暗黒の歴史を如実に示している。アパルトヘイトの廃止が1994年、Window 95の発表が1995年。その頃、都市部の国民言語はすっかりオランダ語・アフリカーンス語(オランダ語の方言)・英語。どう考えても、南アフリカのIT事情は旧宗主国政府が選んだWindowsとIEの道一辺倒になるしかなかったということだろう。この地域のGoogle Chrome化は極めて遅い。

 オランダによる最大の黄金略奪地域であったインドネシアでは、長年IEではなくFirefoxがトップを占めてきたが、インドネシアだけがオランダ語に侵されずに、「青年の誓い」などで海峡マレー語のクレオール方言と言える独自のインドネシア語を頑なに保ち続け、オランダに抵抗したことと関係があるのかもしれない。Firefoxは非印欧語、とりわけ非ゲルマン語と相性がよいのである。


◆フランス・ドイツとその旧植民地
「Netscape・Unix系OS・Mozilla Firefox帝国 → 現在、ブラウザだけGoogle帝国」

 今でも半ばFirefox帝国であるフランスの旧植民地を見てみると、こちらも見事にFirefox帝国である。これらのアフリカの国々では、FirefoxをバンドルしたUnix系OSディストリビューションの開発が盛んである。(アルジェリア、マリ、ニジェール、コートジボアール、ブルキナファソ、マダガスカル、シリア、カンボジア、ラオス)

 とりわけ、中東でずっとUnix系・Firefox帝国であるのは仏領だったシリアのみ、インドシナ半島でUnix系・Firefox帝国であるのは仏領だったカンボジアとラオスのみであり、かつてのフランス語注入策がいかに強烈であったかを物語っている。

 ドイツも後発帝国植民地主義国とは言え、現在はフランス同様Unix系・Firefox帝国であり、その旧植民地も、南ア連邦・イギリスの委任統治を受けたナミビア以外は見事にUnix系・Firefox帝国となっている。

 Mozilla Firefoxは2002年に登場、その前身であるNetscape Navigatorは1994年に登場しており、帝国植民地主義時代から見れば遠い未来だが、このブラウザ黎明期以降、アフリカの中でIEやGoogle Chromeが下火でUnix系OS・Firefoxがトップシェアを占めてきたのは、Firefoxがトップシェアを占めるフランス・ドイツの旧植民地ばかりである。

 2014年現在、ドイツがとりわけFirefox帝国であるようだが、そのうちGoogle帝国に組み込まれるかもしれない。


◆イタリアとその旧植民地
「Googleローマ帝国 → 現在、そのままGoogle帝国」

 ヨーロッパのうち、地中海地方は比較的早い時期からGoogle Chrome帝国で、面白おかしく極論を言えば、Google Chrome帝国は小型の古代ローマ帝国である。イタリア、スペイン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアがそうだが、早速イタリアの旧植民地リビアを見てみると、示し合わせたかのようにGoogle Chrome帝国である。

 リビアは、北アフリカ戦線でイタリアが敗北後、英仏共同統治になったにもかかわらず、カダフィ政権のために現ロシアと同じくGoogle Chrome帝国になった。きっと、GoogleがMicrosoftとMozillaのどちらをも倒した珍しい地域ではないだろうか。

 同じくイタリアの旧植民地であったソマリアとエリトリアは、リビアのようにイタリア語が通じず、ほぼアラビア語やソマリ語などの原住民語で占められているからか、あまりGoogle Chrome帝国になってはいないようである。


◆スペイン・ポルトガルとその植民地
「Firefox嫌い帝国 → 現在、Google帝国」

 歴史的には順番が逆になってしまったが、スペイン・ポルトガルは当然最古参の大航海者で、一見すると、500年〜300年後の現代の世界のIT事情などというものに何の影響ももたらしていないような気がするが、言語侵略という意味では特に南米において成功したのであり、ここでもまた「旧植民地のOS・ブラウザのシェアは旧宗主国に近似する」という法則を免れることが全くできていない。

 スペイン・ポルトガルは、全くもってUnix系ディストリビューション・Firefoxが普及していない国で、上記の統計地図によると、ほぼスペインはChrome、ポルトガルはIEが優勢となっているが、いずれにしてもスペイン語・ポルトガル語に覆われた南米大陸のブラウザのトップシェアを見ると、軒並みChromeかIEである。

 しかし、メキシコやコロンビアやベネズエラやフィリピンやモロッコがChrome帝国、アンゴラやモザンビークがIE帝国である点を見ると、やはり「スペイン語圏はChrome、ポルトガル語圏はIE」という細分化さえ可能で、300年前の西葡両国の植民地領域にほぼピタリと対応させることができ、当時本国の言語を入植させたことがいかに今日の南米のユビキタス社会に影響を与えているかが分かる。

 しかも、地図上の南米におけるFirefox帝国の飛び地を見ると、そこは仏領ギアナであり、フランス本国の情報網やフランス語の記述の利便性に都合のよいIT戦略によってGoogleやMicrosoftが排除されているのであった。

 さらに、スマートフォンのブラウザシェアで言えば、旧宗主国と植民地とで完全一致しているのがこれらイベリア半島と南米で、まさに今Google Chrome大航海時代を向かえているのだ。


◆中東
「イギリスの三枚舌外交の通り → 現在、Google帝国(一方、シリアとシーア派IT網は孤立。いわばサイバー型のサイクス・ピコ協定の完成)」

 さて、中東について特記すると、仏領だったシリアにのみ局地的にUnix系OS・Firefoxが普及していることを先ほど述べたが、中東は基本的には元々Google Chrome帝国である。一方でイランとその周辺のみがWindowsとIEの普及率がケタ違いに高い時期があった上、今でもイランだけが独自路線をとってFirefoxに乗り換えている。

 イランとその周辺のみの特徴と言えば、アラビア語すなわち言語ではなく、シーア派イスラム教であるということで、この地域のイランのITネットワークの孤立は、スンナ派対シーア派の対立に呼応していると言うことができそうである。

 イラクは、Microsoft陣営・Google Chrome陣営で、Netscape・Unix系・Firefox陣営でないことは確かだが、世情が世情だけに、正確な統計はとれないだろう。


◆東欧
「Opera帝国 → 現在、Google帝国」

 不思議なのが東欧で、ベラルーシやウクライナでは、いまだにOperaが最も普及しているブラウザである。しかし、ロシア、グルジア、アゼルバイジャン、カザフスタン、ウズベキスタンなどはすでにGoogle Chrome帝国となっており、Operaがトップシェアである国はいずれ一つもなくなるのだろう。


◆スマートフォン
「現在、大ブロック制」

 スマートフォンのシェアについては、スペイン・ポルトガル本国と旧植民地との一致率の高さを述べたが、基本的には大きな地域ブロックごとの分布となっており、パソコンブラウザほどの宗主国と植民地との一致は見せていない。

 当然ながら、国家機密情報の管理体制の実状が伺えるのはサーバー用OSのシェアからで、個人向けスマートフォンのシェアからであるはずがないので、このブログ記事においてはそもそもスマートフォンのシェアを取り上げる重要性は低いかもしれない。

 大まかに見て、日米露豪はiPhone、東欧と中東はAndroid、アフリカとインドネシアはOpera、中印がUC、南米がChromeである。


◆日本
「過去も現在も、Microsoft専制体制受け入れ国。それなのに、スマホではiPhone陶酔国。Google帝国の支配を免れ、アメリカを愛する、平和なYahoo!万歳国」

 日本は、先に挙げた中国・韓国・アメリカ・イギリスなどのMicrosoft帝国の中でも、とりわけMicrosoft専制君主国であると言える。ITマニアを除き、国・政府から一般家庭までのほぼ全てがWindows & IEで成り立ってきたので、仕方がない。

 一方で、スマートフォンでは、iPhone帝国であり、端末間にOS・ブラウザ・用途などの断絶がある珍しいユビキタス社会を形成している。

 日本の「情報収集の努力と健気さ・一生懸命さ」は世界屈指としても、「諜報活動能力」や「サーバーテロ対策」は極めて遅れていて、奇しくも、今回の人質事件が起きる直前に内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が設置されたり、各種官公庁機密文書を電子化する試みが続けられたりしているものの、日本政府はほぼ自国民がWindows & IEで閲覧し、Yahoo!で検索することしか想定していないようである。

 例えば、防衛関連機密文書から各種法人が年度ごとに政府に提出するべき事業報告・財務諸表までもが、郵送から電子提出への移行の対象になっているが、そのほとんどについて「OSはWindows、ブラウザはIEでお願いします」と政府が懇願する事態だ。

 これら日本の情報セキュリティ・NISC ・CIRO・e-Japan・IT戦略本部などの各機関は、警察や自治体職員の出向機関にすぎないものが多く、全部足してもアメリカのCIAやDARPAの一角程度にしかならない。

 国家・企業機密の扱いが、個人のネット税務申告やふるさと納税の扱いとITレベルではほとんど同じだということが言えそうだ。WindowsやIEに致命的なバグが発見されたりサイバーテロが起きたりした場合に、自国や自社の機密データに咄嗟にUnix系クライアントシステムからログインすることができない。もし今回の後藤健二氏のような人質に一瞬の余裕ができたとして、現地のシステムから政府宛に満足に情報を送ることができない。あるいはWindows文化が希薄な国・地域に日本の何が漏れているかが自国で分からないのは、かなり危険である。


◆サイバーテロリストたちが見せる「自己言及のパラドックス」

 ISISは現在、イギリスの「三枚舌外交」、特にサイクス・ピコ協定の打破を謳っているが、自らが「西洋文明の恩恵」であるITネットワークを駆使している以上、それは反西洋的・純イスラム的どころか、帝国植民地主義とサイクス・ピコ協定の有効再利用だと言える。それを自ら壊そうというのは、論理矛盾であるように見える。

 さて、後藤健二氏の映像は、どのメーカーのOSのどのブラウザからアップロードされたものだろうか。それとも、自作パソコンだろうか。少なくとも、動画をYouTubeに挙げたのだから、サーバーのあるアメリカとGoogleの恩恵を受けていることになる。いずれにしても、欧米の帝国植民地主義の系譜を引く現在のユビキタス社会の「おかげ」で可能な行為だ。


【関連ブログ記事】

●ブラウザ界の仲間外れ「Internet Explorer」
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/112725440.html

●Internet Explorerの脆弱性の件
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/94884182.html

●どうとらえてよいのかよく分からないXP関連のサポート延長情報
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/92810587.html

●サイト閲覧推奨環境などを掲載
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/80368836.html

●XPマシンの隠蔽が推奨される中、早速XP関連トラブルで一部の病院の機能が停止
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/92905589.html


【画像出典】

●StatCounter
http://gs.statcounter.com/

2015年01月27日

ブラウザ界の仲間外れ「Internet Explorer」

 先日サイトに載せた以下の3DCGバージョンの共感覚データベースについて、プログラムをいじっている時から薄々分かっていたことなのだが、案の定、多くのブラウザがある中、Internet Explorerだけで動作しない。厳密には、バージョン11では「動作」はするのだが、「3D」にならないので、「3D」のプログラムとして書く意味がない。しかし・・・。

岩崎純一の共感覚データベース(3D映像操作版)

 このプログラムは、Three.jsの公式サイトで紹介されている色々なプログラムの組み合わせだが、本来はWebGLを使っておらずcss3dを使っているので、IEのバージョン11だけでなく、10以前でも最新パッチを入れていれば、それなりに動くはずなのだ。

WebGL_logo.png WebGLを使って作ってみた共感覚3Dゲーム(サイトに載せているので遊べます)も、IE11では動くのだから(10以前のIEではWebGLは動かない)、今回の3D共感覚データベースは綺麗に動いてもおかしくないはずなのだが・・・。嫌な予感が当たった例である。

 しかし、これまでも書いてきたように、私のサイトも今はほとんどの方がスマホで見ていらっしゃるし、パソコンで見て下さるほどの熱心な方はすでにGoogle ChromeやMozilla Firefoxを入れる作業はできる方だろうと踏んで、かなり身勝手なのだが、とりあえずこのまま様子を見ようかと思う。

 おまけの話だが、現在のマークアップ言語とクライアントサイドの種々のプログラム(JavaScriptや、その応用のjQueryやWebGL)の流れからして、おそらく数年うちには、HTMLとCSSとJavaScriptだけで、共感覚者が見ている知覚世界の3D表現(しかも、閲覧者がいじって遊覧できるもの)ができるようになるだろう。YouTubeに重い動画を上げなくとも。

 今回私は、それをやろうとしたわけだが、今でもWebGLに敵対心というかトラウマのありそうなIE(マイクロソフト)の対応の遅さだけがネックなのだった。

 Windows 10を無償提供するよりも前に、今あるものを有効利用し、今できることから対応してくれないものかな・・・。


【関連ブログ記事】

●当サイトの3Dゲームで遊んでいただく前の準備
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/97556956.html

●WebGLによる3DCGについての技術的な話
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/93504698.html

●アクセス解析データ書庫を公開
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/83132560.html

●ウェブサイト管理者・閲覧者双方の責任と使命、スマホ・PDA機器の扱い、サーバーの浄化
http://iwasaki-j-ict.sblo.jp/article/81291993.html


【画像出典】

WebGL(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/WebGL
posted by 岩崎純一 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 3DCG